知る・学ぶ読書【読書で教養は身につくか】

教養だけにこだわらず、興味のあることを知る読書。目標年50冊。

11冊目『人生を面白くする本物の教養』

  ここまで10冊の本を読み、改めて「教養」とはどのようなものかを考えてみようと思い選んだ本です。

  第1章の、「知識を得るだけでは教養とは言えないが、教養のためには知識が必要となる」ということだけで、この本を選んだ目的の半分は達せられたと思います。
 知識は教養そのものではないけれど、知識が土台となっており、また多様な知識があることで興味の幅が広がることが教養につながっていきそうです。

 重要なことは自分の頭で考えることです。意見を求められたときに答えられない、自分の意見が決められないのは、自分の頭で考えていないからだという主張は耳が痛かったです。
 自分の頭で考えるとは、得た情報を検証し本当に納得することであり、そのためには「腑に落ちる」という感覚が大切です。インターネットで検索するなど、手軽に「答え」を得ることが出来ますが、用意された答えを見るだけでは考える力がどんどん弱まりそうです。

 日本の大学進学率は高くとも、大学で学んだと言えるような学問を修めていないことも著者は指摘しています。既に大学を卒業している(あるいは進学しなかった)人も今更遅いというのは言い訳で、いつからでも学べると言うのは励みになります。
 本を読むこと、人に合うこと、旅に出ることを実践した著者の経験が語られていますが、私は今年は本を読むことをメインにし、土台となる知識を広げていきたいと思いました。

 

 次の本は「いけばな―知性で愛でる日本の美―(新潮新書)」を読んでいます。