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知る・学ぶ読書【読書で教養は身につくか】

教養だけにこだわらず、興味のあることを知る読書。目標年50冊。

13冊目『歴史を学ぶということ』

  歴史は幕末史には興味があっても、歴史全般となると日本史さえあやふやです。教養を身に着けようを言うのであれば、簡単にでもおさらいしておこうと思い、『詳説日本史研究』を通読していますが、今までよく理解していない時代について読むのはなかなか興味が続きません。
 そこで歴史を学ぶ意義について読んでみようと思い選んだ本です。

歴史を学ぶということ

歴史を学ぶということ

 

  3部構成の本で、第1部では著者の半生を回顧しながら、どのように学問の道に進んでいったのかが、第2部ではどのような研究をしてきたのかが綴られています。
 歴史上の事実は一つ。しかしそれをどのように認識するのか、解釈するのかは各国、各人によって異なります。どのような考えを持つ人なのかを知らせた上で、第3部で歴史に対する考え方を伝えるというのは、誠実だと感じました。

 学問は自由であるので、政府の歴史認識をただ肯定するだけの御用学者になってはいけないという点に共感しました。また、自国を誇りに思うあまり、自国の歴史を弁護するような姿勢を戒め、排他主義にならないようにとしています。

 歴史を学ぶことにどのような意義があるのかということに対する答えが得られたわけではありませんが、歴史に限らず、何かを学び研究する上で、情報を鵜呑みにせず自分で考え理解することが大切だという指摘はためになりました。

 

次は『スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編』を読んでいます。